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ようこそ☆ コチラはしがない趣味人『えぼるぶ』の日記・雑記ブログです( ̄▽ ̄;)
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第4弾と第5弾の間が3ヶ月も開くとか言う放置振りを晒した直後に、第6弾の更新が1週間経ってねぇとか波が有り過ぎンだろぉ~w…なえぼるぶですどぉも☆

いやぁ~…現実のカスタム作業が塗装工程に入ってしまったので、作業自体の進み方がコレまで以上にスローペースなンですわ(^_^;)
キルト材の杢目を活かしたシースルー色にする事もありますが、一度で塗装が完了する訳じゃないっすからねw
塗っては乾かし、表面をサンディングして整えてはまた塗り、そしてまた…www
しかも塗装自体も数時間で完全に乾く訳じゃないンで、一度、薄く塗った後は2~3日は乾かさないとですし。

そんな感じでぶっちゃけ「やる事ない」ンすよ(^_^;)
…ンまぁ、個人的にはちょいと目論んでる事があるので…ギター絡みじゃなく、イラスト絡みですがw…そっちもちまちまやってたりはしますがね。


てな感じで(?)、前回の続きへと参りましょ~~~☆


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前回(第5弾)では、「ネックプレート&ボディのネックジョイント部の加工」を紹介しましたので~



今回も、その後の作業からイっちまいましょぉ♪


さて画像は再び、ボディのネックジョイント部の写真から始まっておりますがぁ~…
実はですね…
前回の作業が終わり、改めてボディとネックを合体させて、その姿に完成型のヴィジュアルを重ねて悦に浸りながら眺めていたら…
ネック本体とボディ側のネックポケット部に発生した、極僅かな隙間(ネックを挟んで左右にコンマ数mm程)がやたらと気になり始めてしまったンです(^_^;)

えぇ…元々、ネックとボディはメーカーこそ同じであるものの全く別な個体のパーツ同士なんで、寸法が合ってなくて当たり前なンですがw
当初はそれでも「コンマ数mmの差だし、そんなに気にならないンじゃね?」とタカを括っておったのですが、いざ実際にその「コンマ数mmの差」を目視するとコレが思いの他「かなりデケェ!!!」

ネックおよびボディの鳴り…振動伝達の妨げになる云々とか言うのもあるにはあるンですが、それよりも何つっても『見た目が悪ぃ!』


…と言う事で、ネックポケット内の寸法修正を施す事に相成りました(^_^;)
でもって更に、元々のボディトップにキルト材&ハードメイプル材の突板(合わせて厚さ3mm程)を貼り合わせている為に、ボディトップとネック上面(指板)の距離が元々より少なくなっているので、ネックの仕込み位置(高さ)自体も底上げしなければならなかったので、それも一緒に行いました。

まぁ、ネックの仕込み角調整をする為に、よく執られる手法…シムを挟む…と言う方法でも何とかなりそうな差異ではあるンですが…
せっかくココまで手を入れてるンで、どぉせなら普通はやらない事まで経験しておこう…と言った感じですね☆



でわ一先ず『ネックの仕込み位置修正』からイキます♪


画像・左:
FGZネックのネックエンド部をTEJボディのネックポケット形状に合わせる為に造った治具を使い、2mm厚のハードメイプル材をネックポケット形状に切り出しました。
この手の作業はギターに限らず、基本的に【現物合わせ】の作業になるので、材そのものを初めから「どんぴしゃサイズ」にはしません。
余分な部分を削り、該当箇所にあてがってはまた修正…を繰り返し、ピッタリと合わせます。
因みに貼り付ける突板の木目は、意味があるか判りませんが、敢えてボディの木目の向きに対して直角にズラしてあります。

画像・中央:ネックポケット内側の壁に当たる部分がジャストになったので、お得意の「タイトボンドぶっかけ」の上、貼り付けます。

画像・右:…ンでもって…『ばしこぉ~~~~~~ん!』とクランプ4本掛けで、親の仇の如く締め上げてやります☆
因みに、ネックポケットに貼り付ける突板とクランプの間に挟まっているのが、ネックエンドを修正する為に造ったMDF板の治具です。
そして更に、微かに見えているビニールは、突板と治具の間に挟んでおります。
これは何の為かと言うと…
2mm厚程の薄い材を接着する為にクランプで押し付けてやると、木目に染み込んだボンドが反対側まで染み出してしまい、圧着する為のMDF板まで接着してしまうのです。
それを防ぐ為に、ボンドが付きにくいビニールを挟んでいる…と言う感じですな。

…これも、私が参考にさせて頂いている個人ビルダーさんの手法から拝借致しました(^_^;)
確かに、考えてみればその通りの事なのですが、この手のトラブルなどは実際に経験してみないと…或いは、その情報を知らなければ思い付く事すらもないモノですからね。



クランプを掛けて数日放置した後、今度は『ネックポケット内の隙間修正』へと移行します♪


画像・左:
今一度、センターをキッチリ合わせた状態でネックをボディに装着し、ネックサイドに合わせてMDF板をボディに貼り付け、コレを隙間埋めの為の治具としています。
本来ならば、突板あるいはブロックをネックポケットの壁部分に貼り付け、削り込む事で修正するモノなのかもしれませんが、何を思ったか自分は木部用パテで決行してます(^_^;)
…今思えば、「突板やブロック使っても出来るよな…俺にも」とか、ちょっと後悔してますが…
まぁ、クリアランスが埋まればOKなので、今回はもぉこの辺は手ぇつけませんwww
パテを盛り乾燥した後に、ボディに貼り付けたままのMDF板をガイドにして、余分なパテをコロ(ベアリング)付きビットを装着したトリマーで削り落としていきます。

画像・中央&右:写真撮影時期がちょっと違います(この作業よりも暫く後に撮っています)が…
指の爪が入ってしまうくらいに開いていた隙間が、この通り埋まりました☆
当然、それだけの隙間が開いていたので、ネックをボディに取り付けてもジョイントボルトを少し緩めれば、かなりの角度でネックが左右に動いていましたが…
盛り上げたパテの削り込みをシビアめに施した処、現状では、ジョイントボルトを入れない状態でネックを持ち上げても、ボディごと持ち上がってしまうほどにクリアランスが詰まりました。
…ただコレだと、塗装が乗った時に塗膜およびボディ自体に負担が掛る上、ネックそのものがキツすぎてしまうので、塗装後に再度合わせます。




さてさて、ネックポケット部の寸法修正も終ったので、次の作業に参りましょう☆

いよいよ!!!
第4弾(2014 09月の作業時点)で『やっちまった』ボディトップの代りが入手出来たので、再びトップ材のラミネート作業に入ります☆

いやぁ~…前回失敗したキルト材の杢目がかなり気に入っていたので、ソレに代わるキルト材を探すのに苦労しましたよ。
まぁ、ぶっちゃけちゃえば、今回入手したキルト材でさえも、個人的には失敗したキルト材の杢目に勝てないンですけどね(>_<;)
とは言え、この杢目はコレで結構好きな感じではあるので、この材で決行致します。

因みに今回はTEJ用のキルト材の他、いずれ何か他の個体にでも使おうかと思い、フレーム材も一緒に入手しました☆(画像・左)
ンまぁ、ドチラも突板なので所謂「トップ材」と呼ばれるモノよりも薄く、そしてお安いンですけどねw


トップ材の貼り付け工程に関しては、以前にも紹介してるンで今回は端折ります。
…つぅ事で、イキナリ「クランプはりねずみ状態」ですwww(画像・右)
因みにこの状態でボディを持ち上げると、メッチャ重いですwww


…ンで、再び10日ほど放置した後…


バインディング巻きの為の溝彫りまで終了ですw

…はぃ、またも溝彫り風景は写真撮り忘れです(^_^;)

まぁ、手法としては…
ビットの先端にベアリングの付いた「目地払いビット」を用い、ベアリングの外径を小さいモノに換えて段階的に溝彫りをしていった…てな感じですね。
今回は、通常の「バインディング1本巻き」ではなく、白・黒のパーフリングを内側に巻いた「3本巻き」にする為に、3.2mm程彫り込みました。


…で。

我慢が出来ずに、P.U.やらブリッジやらを置いてみましたw…ぐふふふ





さて今回は、もぉ一作業イキましょぉか(*^o^*)


お次は、各ハードウェア(トレモロブリッジ/コントロールポット/P.U.セレクター等)類を取り付ける為の穴開けです。


画像・左:
再びセンターを合わせてネックとボディを合体させ、ブリッジ用スタッドの位置を割り出します。
このネックもボディも所謂「FENDERスケール」とか「ロングスケール」と呼ばれる『レギュラースケール(弦長648mm/25.5inch)』のギターなので、12F中心からブリッジサドル頂点(弦長の始点or終点となる位置)までの距離は理論上324mmです。

…ですが!

ご存知の方も多い…と言うか、ご自分でブリッジ交換をした事のある方なら間違いなくご存知かと思いますが、ココの寸法を理論上の寸法通りの「324mm」にしてはイケないのです(>_<;)

『???なんで???』

…と思われる方は申し訳ございませんが、ご自分で調べて下さい。

その説明をするとエラい長くなるのと、素人の説明では信憑性にも欠け、更には間違った見解も含まれてしまう可能性もありますので。
実際に市販されている『ギターメインテナンス』系の書籍であれば、大体説明がされてある筈ですので、ソチラを参考になさって下さいませ。

…と言う事で。
今回は1弦側サドルの頂点部で、約3mm程長い「327mm」でブリッジ位置を決定しています。
以前に他の個体で2mm長い「326mm」で搭載した処、まだ後ろでも良い…と言うか、後ろの方がピッチ調整の際に都合が良さそうだと感じた結果の位置決めです。

画像・中央:ブリッジやらノブやらを実際に置いてみながら、各パーツの位置決めをしていき、裏面のコントロール・キャビティとの兼ね合いの下で、最終的な位置を決定していきます。
自分は、結構「ボリューム奏法」も多用するくせに、右手の動きが大きく雑なプレイスタイルをしているので、余りボリュームをリアピックアップに近付けられません。
かと言って、余りに遠ざけるとボリューム奏法がしづらいので、やっぱりこの辺ですかね(^_^;)

画像・右:ボディトップに貼り付けたマスキングテープ上に書き込んだ印に従って、各パーツの取り付け穴を開けていきます。
まずはピンバイスを使い1~2mm程の小さい穴を開け、その穴を元にドリルで段階的に所望の径まで拡大していきます。
画像に写っている「P.U.セレクター」用の長穴は、直線状にいくつも穴を開けた後、カッター状の引き廻し鋸を使って穴を連結し、棒やすりでチマチマと整形していきました。


…で。
全ての穴を開け終わった画像がないですが…やっぱ撮り忘れです(爆)

作業してると、結構、写真撮るの忘れちゃうンですよねorz

コレらの作業が終った状態のボディ写真は、前回(第5弾)の一番最後に載っております(^_^;)





…と言った処で、今回の作業は以上です☆

次回は『バインディング巻き』を紹介していきます♪


それにしても、さすがに「ど素人」の「初めての大改造」ですなw
次回もなんだかんだと、ミスやらトラブルやら出てきますwww
でもまぁコレも勉強の内ですし、色々なトラブルを経験して、それをリカバーしていける技術を身に付けていければ、これから先のクラフト作業にも役立つと思いますしね♪

何つっても、造りたいギターがまだ数本ありますからwww
まず…
Fr・シングル&Rr・ハンバッカー&フロイドローズ付きの髑髏テレ
やら
Fr・ハンバッカー&Rr・シングルサイズハンバッカー&GOTOH510T搭載のセミホローテレ
やら…
更にはリフレッシュ予定のギターが手元に3本ほどありますしね(^_^;)




…てな感じで、それではまた次回ぃ~~~☆


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