忘れた頃にやってくるwwwまたしても1ヶ月も更新のなかった【
TEJカスタム】ですが、相変わらず
チマチマチマチマ…休みの日や帰宅後の短い時間の合間を見付けては作業を続けとりますです【えぼるぶ】ですどもども☆
…とは言え。
ココまで、時間は掛りながらも順調に進んできた【
TEJカスタム】…
先月後半に、かなり
作業行程を巻き戻されてしまうトラブルに見舞われ、少しの間テンションダウンしておりました(T^T)
が!やっぱ、『
半自作レベル』となる初ギターを完成させて弾き捲くってみたい気持ちは強く…
それに、このTEJを放り出してしまったら、今までの苦労も楽しさも、そして、この後に控えてる全ての「
自作ギター」も、何もかもが
【無】に帰してしまう気がするンで、気持ちを入れ直して作業再開と行きたいと思います☆
…て言うか。
ツイッターで最近知り合えた、同じTEJをカスタムしておられる方の記事を見る度に、せっつかれっぱなしなンですけどねwww
[1回]
でわでわ早速、前回の作業の続きから行ってみましょぉ~♪
前回の作業では、ボディへのトップ材接着作業と、ネック廻りの下準備をやりましたので~
今回は、その後に行った作業の紹介に参ります☆(この辺りは9月上旬頃までですかねw)
画像・左:前回の最後(右上の画像)で紹介した「
TEJネックのエンド形状コピー」で作ったガイドを用いて、FGZネックのエンド形状をTEJボディに合わせたモノです。
画像左上のエンドが元々の形状で
真っ直ぐですよね?それを
半円状のネックポケットに合わせる為には当然削らないと…(>_<;)
…つぅ事で、前回作成のガイドをFGZネックに両面テープで貼り付け、
コロ付きトリマービットで一気に
ガリガリガリガリwww…こぉなりましたと(^o^;)
画像・中央:コレは
FGZネックと
TEJボディの
ネックポケット形状の違いと、
ジョイントビス穴位置の違いです(画像左半分)。
TEJボディは、所謂フェンダータイプの長方形(
縦:64.5mm/横:51.5mm)のプレートを挟み、その4隅をボルトで押さえるタイプですが…
FGZは右半分の画像の様に(
650Sネックと550Sだと微妙に位置が違いますがw)、ローゼット・ワッシャを使った異形4点留めになってます(画像右半分・FGZ-550S)。
当然ながら、コレではボディにネックを留められませんw…なので、
ネックの穴を一度埋めます。画像・右:元々開いていた
φ4(
直径4mm)弱のジョイントビス用の穴をφ6まで広げます。
元々の深さは約15mmだったので、6mmのドリルビットにテープを巻き付け、それをガイドにして15mmだけ掘り下げます。
(
ネック下の木材は、金属の作業台と擦れてフレットが傷ついたりしない様に敷いてるだけです。…と言っても、この木材はネックの固定も兼ねてます(画像の外側でクランプ掛けてます)。)
………ぅわぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~怖ぇぇぇ~~~~~~(>_<;)画像・左:見慣れない変なドリルビットですが、今回の作業にはコイツが必須です。
画像・中央:コレで木材(
ハードメイプルの角材)に、
ガシガシと打ち下ろしていくと…
画像・右:こんなん出来ますwwwはい♪ダボ栓作る為の「
ダボ・カッター」なのでした(*^m^*)
よく「キャビネット」とかで、任意の高さに取り付けられる棚の土台として、家具に打ち込まれているモノですね、「ダボ」ってのは☆
…ンで、コイツを何に使うか?…っつぅと…
画像・左:先ほど、恐々と決行した「
ネックのジョイントビス穴広げ」で拡大した穴へ
叩き込みます☆ …こんな感じにねw
画像・中央:勿論、ただ叩き込んだンじゃ意味無いので、
穴内部とダボにタイトボンドを塗り、掘り下げた15mm分をしっかり奥まで圧入して行きます。
穴とダボがキッチリ同サイズだと、ボンドの厚みと粘り気が邪魔して奥の気泡やボンドそのものが出て来なくなり、結果、奥まで入って行かないので、微妙にダボをテーパー加工しておきます。
…ホントに「
微妙に」ですよw
余り極端にダボ先端を細くしちゃうと、奥まで入り切っていないのと大差なくなっちゃいますからw
…私自身は、ちょいとヤリ過ぎちゃいましたけどね(爆死)←ダメダメwww画像・右:…で。数日ほど放置プレイの後、飛び出してるダボを切り落とし、
ネック表面と面一にするためにサンディングします☆
コレも余り頑張ってサンディングすると、ネック表面のクリアを剥がしちゃいますから、程々にねw
それと平面を出す時には、小さくても良いのでちゃんと
サンディング・ブロック使いましょう☆
素手で掛けると、まず間違いなく
波打ったり丸まったりしますからねw
取り敢えずコレで、ネック廻りの下準備は完了ですな。
後は、今回使うべく手配してある「
オリジナル寸法のジョイントプレート」が手元に届き次第、ボディ側とネック側のジョイントビス穴を開けてあげれば、無事に
TEJボディとFGZネックが合体する筈です☆
でわでわ、お次はTEJボディ側の「
キャビティ穴開け加工」へと移りましょうか(*^o^*)
画像・左:ボディ裏側の
コントロール・キャビティ(P.U.セレクターやVol.&Toneポットが納まる部分です)の穴開けです。
以前に
25mm程のボアビットで大雑把にエグっておいた所(
画像左上)を、MDF板のガイドを使って、
コロ付きビットで一気に彫り落とします。
豪快なモーター音と木材の削れる音で、
ぶっちゃけ壮絶にウルサイです(^_^;)よく建築現場などで、甲高い「
きゅいぃぃぃぃ~~~~~~~ん!」って音がしてますよね?まさにあの『
音』ですw
画像・中央:キャビティの穴開け(広げ)が終わり、今度は裏蓋をハメる為の落とし込みをしています。
約3mm弱ほどでしょぉかね~☆
…キャビティ内のザグりが、余り綺麗じゃないのは勘弁してください(^_^;)
「ど素人」な上に、この日、生まれて初めてトリマーを使ったンで…orz
画像・右:…と言う事で、
コントロール・キャビティのザグり加工は終了です♪
元々開いていたP.U.セレクターやVol.&Toneポット用の穴は、
木部用エポキシパテで埋めてあります。
本来は、ネックジョイント部分同様に「
埋め木」をしようかと思ったンですが、この部分のボディ厚が実測4mmしかなく、強度的に恐かったのと…
元々のボディトップに3mm厚のトップ材を接着している(
ノーマルTEJ-45のボディ厚は実測43mmしかなく、Wilkinsonブリッジの41mm長ブロックを納めて余裕を持たせる為にも、ボディそのものを厚くしてやろうと言う考えからです☆)事で表側には穴が開いていない状態…なので、ちょいと横着しちゃいましたw
…因みに、キャビティの右側のトレモロ・ハウジングは既に彫り終わっちゃってますねぇ~(^_^;)
はぃ…写真撮るの、すっかり忘れて作業しちゃってましたwww画像・左:さぁ~、日も暮れて参りました(何)
ココからは一気に、
トレモロスプリング・ハウジングをやっつけちゃいましょぉ~!…と言う事で、またもボアビットで
ぼこぼこ大雑把に穴をブチ開けて行きますw
…いやもぉ、各ザグりを彫り落とすだけで、こんだけ木屑が出ちゃうンですから、ギターボディ1本を角材から切り出そうと思ったら、どんだけの木屑が生産されるンでしょぉねぇ~(^_^;)
…考えただけでも恐ろしいです(あわわわわわわわわわわわわわわわわわわわ)画像・中央:はぃ☆こんなんなりましたぁ~♪一応、こんな事をしなくても、いきなりトリマーでザグって行けなくもないンですが…
相手が、ギター用木材の中でもヤワい部類のバスウッドとは言え、いきなりやって行くと、かなりトリマービットに負担を掛けてしまいます。
所謂「
刃物」ですから、ビットの刃が欠ける恐れもあれば、この頃はまだ暑い時期でもあったので、ビットや木材に「
焼き」が入って焦げ付いたりしますからね(←経験済みw)
言ってみれば、トリマービットの『
延命措置』みたいなモンですね☆(
←私が参考にしている個人ビルダーさんの影響ですw)
ビットも高いっすからね(
しっかりしたモノを買うと最低でも¥2,000~¥4,000しますし ^_^;)
画像・右:ガイドを使ってのアウトラインが彫り終わったので、今度はガイドを外して、アウトラインをガイドにして所望の深さまで彫り落としていきます(画像左上)。
はい☆彫り終わりましたぁ♪…まぁた一箇所、欠けてますねぇ~(^_^;)もぉこの辺は表からは見えないンで、このまま行っちゃいますwwwww
深さは
17mmで統一しました。
計算上は、この寸法であれば「
フル・アームダウン」時でもギリギリ、スプリングがボディに当たらないハズです。
コレが
FloydRose系だったりすれば、コレでも当たるとは思いますが、
Wilkinsonのベタ付けならば、Floyd系よりもピッチが下がらないので大丈夫だと思われます(^_^;)
…まぁ、当たったら削りゃぁ~良いしwwwwwwwwwwと言った処で、今回の更新は以上です☆
大した問題もなく(
チマチマした失敗はしてますが、何だかんだでリカバリー出来てたので☆)、順調に作業が進んでいたのは、この辺りまでです(へぅ)
次回は、泣くに泣けない『トラブル』が待ち構えておりますorzそれでわでわ☆PR