何か…【
3~4ヶ月に一回】の更新頻度になってしまってる『
ギター改造ネタ』w
何かをやり始めると、よく他人に『
拘るねぇ~』とか『
細かいねぇ~』とか言われる程、のめり込んで手を入れていく自分ですが…
…やり始めるまでが
カメより遅い【えぼるぶ】です(^_^;)
ンが。
2LDKにヤローの1人暮らしとは言え、さっすがに『
作業待ち』でバラバラになったギターが2本…3本と増えていくのに従って、自分の居場所が減っていくのはマズいンでねw
そして何より、バラバラになったギターが増えていくって事は、必然的に『
弾ける』ギターが無くなっていくって事ですからねぇ~(爆)
既にメインの【
FR-100・リフレッシュ計画】から1年近く経ち…
【
TEJ改造計画】の構想からも半年以上が過ぎてるンで、本気でいい加減に始めます(^_^;)
…と言うか、数ヶ月前から下準備とかチマチマ始めてるンですけどねぇ~w
[4回]
つぅ事で、今までの作業を紹介してみましょ☆
でわ、まず初めにTEJをどんな風に改造しようとしてるのかのおさらいをw
↓ ノーマルTEJはこんな感じですな☆ ↓
所謂、主に『
BOOWY』時代のギタリスト『
布袋寅泰』氏が使用していた…
幾何学模様を施した、コンコルドヘッド仕様のテレボディ…のコピー品でございまするw
この個体は、その中でも『最廉価版』といえる【
TEJ-45(当時価格¥45,000)】なので、使われているパーツ類に関しては、ぶっちゃけ「高価なモノ」は一切使われていません(^_^;)
電装廻りの配線材やポッド類にしても、見た目的にイマイチ「チャチぃ」って感じもするし…
チューニング・ペグ(糸巻き)にしても「GOTOH」製のモノが使われてますが、ペグ本体とノブ部分(ペグ・ボタン)の間のワッシャが金属ではなくナイロン製だったり…
…とまぁ見るトコ見れば、俗に言われる『
安ギター』の部類には入ってしまうンですが…
でもね♪
ノーマルでも結構イイ音するンすよ(*^o^*)/
ボディだって、バスウッドの5ピース(所謂ツギハギw)だけど、決して「鳴り」は悪くないし…
※この辺は、楽器用木材を扱っている業者さんから聞きましたが…
しっかり接着されたツギハギ材は、1ピース材程でなくても材全体の振動が阻害される事もなく…
決して「鳴り」が悪くなる事もない…と♪
そして、複数ピースのツギハギ材は、それぞれの「動き」を相殺し合って寸法の狂いも出にくい。
…勿論、ある程度「材の動きの向き」を把握して接着してこそ…なんですがね。
それに対して、1ピース材でも程度の低い材だと「目の詰まり」が均一ではなく、材全体の振動が
均一では無くなり「鳴り」に影響が出る上、材そのものの「動き」によって反りなどが起き易いと。
スルーネックのギターとかは、その構造上、最低でもボディ自体は3ピース以上になりますしねw
そりゃぁね?
同じ【TEJ】でも、上位機種の75とか95とか、それ以上のモノと較べるとやっぱ「価格相応」でしかないのは確かなンだけど(^_^;)
それでも、ネック自体も幅広でかなり薄いUシェイプ(ナット幅:43mm、0フレット厚み:約20mm、1フレット厚み:約18mm、12フレット厚み:約21.5mm)の上に、ミディアムジャンボ(…だと思う…幅:2.5mm前後、高さ:1.2mm前後)のフレットが打たれてあるから、めちゃめちゃ弾き易いし☆
因みにラジアス(指板R)は、ほぼカタログ表記通りの350R(14")でした♪
さてさて。
こんな感じのTEJをどんな風に改造するのかと言うと~?
2シングルの構成はそのまま活かし、Wilkinsonのトレモロブリッジを載せて、ボディカラーも変更するってぇ感じですな、簡単に言えばw
…まぁ、本気で「
簡単」に書いてますが…
コレをやるには、ほぼ全部に手ぇ入れる様な感じになりますなwww
では、詳細を。
・P.U.は2シングル配列のままとするが、ノーマルP.U.をアクティブの【F.G.I.】に変更し、ミッドブースターを組み込む・操作系をストラトスタイルに変更する為に、P.U.セレクターをスライド式の3wayS/Wにした上に、ボリューム&トーンの配置も変更・ミニS/W(6P・ON/ON)を取り付けて「F・Rのシリーズ接続モード」を追加・ノントレモロはちょっと寂しいンで、WilkinsonのVS100Nを載せ、チューニングの安定性を高める為にGOTOH製マグナムロック・ペグも載せる・ボディ表面に「キルトメイプル・ブックマッチ突板材」をラミネートし、キルト柄を活かしたシースルー色で仕上げる・ボディ裏には、ストラト同様のウエスト・コンターを設ける…と言ったトコでしょぉか☆
まぁ。
上記内容から、P.U.に関しては改造前後でパッシブとアクティブの違いこそあれど、ドチラも「シングルP.U.」故に、ザグり加工などの必要はないンですが…
操作系の変更や、トレモロの追加に伴って、それぞれのザグり加工(コントロールキャビティ&トレモロキャビティ)は必須とw
そんなこんなで、ボディに「ぼっこり」穴を開ける訳なンで、どぉせなら色も塗り替えようと(^_^;)
ンでもって、これまたどうせなので…
塗り替えの為に色を剥ぐなら、突板貼ったり、ボディ自体も削っちまおうとwww
いやぁ~、ベースのギターが存在するとは言え、ほぼ「
作り直し」状態ですな☆
当時定価で45,000円…現時点でのオークションなどでは、安ければ3~4,000円ほどで取引きされている
(でも、たまにTEJ-45でも1万前後で落札されてるのを見たりもする ^_^;)ギターに、こんなに金掛けたり、手間掛けたり、良いパーツ組み込んでどぉすンだ?
…とか思われる人もいるだろうとは思うけど…
安価なギターだから【
初めての大改造】にゃもってこいなンですわ☆
いずれ、ギターの改造や製作に慣れてきたら、コイツのボディ自体を
『アルダーやアッシュの2ピース材+キルトorフレイムメイプルのトップ材』辺りで作り直したって良い訳だしね♪
手間は掛かるけど…(^_^;)
言ってみれば、その時に備えて『今』出来る作業を色々と経験しておこうってなトコですなぁ☆
そ・れ・に♪
『 や っ て る 時 が 一 番 楽 し い 』
しね(*^m^*)
…とは言え。
こんな事をやろうと思い始めて、道具やら材料やらを毎月チマチマ(大体2万前後ずつくらいかな?)と揃えて来たけど、実はまだ細かいトコで足らないモノはあるンだよね。
ぶっちゃけ、どっかの工房さんに【
ギターをオーダーするのと大差ないお金】を使ってしまった気はしますなw
勿論「一度に大金使った」訳じゃないけどね(^_^;)
…と。
肝心の【
ギター改造】の内容が、思いっ切り端折られちゃってるけど(爆死)
一先ず現状はこんな感じになってます☆
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
画像左から順に~♪
左の2枚は、ボディの塗装をほぼ全て剥がし終わった状態ですな☆(P.U.キャビティやコントロールキャビティ内は残ってますが)
因みに2枚共に、ギターボディの右側に写ってる円盤状のモノと、電動ドリルに装着されてるモノで
ガリガリ削り落としましたw
いやぁ~【
機械力】があると楽だわぁ~☆1時間ちょいで表裏両方剥ぎ落せたし♪
手でがしがし削ろうとすると、丸1日は掛りますなコレ…しかもエラい疲れるし…orz
でもそぉ言えば…
このTEJって思ってたよりも塗膜は薄かったですな☆
学生の頃にGRECOのストラト(3トーンサンバースト)の塗装を剥がした時は、分厚い塗膜で『パキパキ』剥がれるくらいだったンですが…(グレコのはポリエステル系とかだったのかな?)
とは言え、このTEJだってほとんどの吊るし品(既製品)同様にウレタン系だとは思うンですが、めっちゃ薄かったです(^_^;)
80年代後半~90年代前半のフェルナンデスのギターは造りが良いと良く言われているのは、こぉ言う部分にも当て嵌まるンでしょぉかね。
右側の画像は、ノーマルのコントロールキャビティを広げる為に、ラフ描きしておいた鉛筆線の内側を大雑把にフォスナービットで
ガスガス穴開けたトコですw
左:ラフ描きしておいた鉛筆線に合わせて『ウエスト・コンター』を入れてる最中です。
「ノコやすり」や「鬼目やすり」を用いて人力で削り倒していきます☆
ギター用木材の中では相当「柔かい」ハズのバスウッド材ですが、さすがにココまで削ろうとすると、
結構時間掛ります…2時間位は掛りましたかねぇ? やたら暑いし疲れるし(^_^;)
中央:粗方削り終え、削った面の確認中です。
さすがに人力で削った為に、かなり丸みが付いてしまってますね。まぁ…コレでもさして問題はない
ンですが、やっぱこの辺は出来るだけ「平面」にしたいですから、更に削り込んでいきます。
右:所望の深さと平面も出し終わり、細かい目のやすりで表面を慣らした状態です。
コンター加工自体は、コレで終了っすね☆
元々がストラト系ばっか弾いてきた人間の為、このコンターがあるのとないのとでは、弾き心地が
段違いなンで、コレは外せません(^_^;)
そしてコレは上記作業が全て終わり、コントロール・キャビティを開ける為に作った「トリマー作業用ジグ」と…
コントロール・キャビティの蓋や、トラスロッド・カバーを作る用に用意した4P構造のブラック・パーロイド板です☆
いやぁ~(^_^;)
単なる【蓋】だから、黒とか単色のアクリル板辺りで削り出しても良かったンだけど…
せっかくのオリジナル・カスタムなンで、ココはスペシャル感を出してみたいなぁ~とか思い、
パーロイド板(本来はピックガード用の板材)を買ってしまいました☆
横:155mm/縦:240mm/厚さ:約2.5mmの板材で、1500円でした♪
さぁ~て。
まだまだ先は長いけど、じっくり作業進めて
【オリジナルカスタムTEJ・初号機】を完成させたいと思います♪
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