えぇ~久々の
【JGカスタム】更新です♪
いやぁ~…順調に更新してたンですが、今回は
イラスト依頼絡み(07/11の記事のヤツですw)で大幅に作業がストップしておりましたのでねぇ~。
まぁ、イラスト作業が終ってからも『やる気』の復活に時間が掛ったり、天気が悪くて作業出来ないとかで、つい先日まで手を付けられずにいました。
※自宅に作業場を持ってない【えぼるぶ】は、天気悪いと木屑を豪快に生産するパワーツールが使えないのですよwww※一先ず、来月中旬くらいまでは特に他の予定もないので、少しは作業を進められるでしょぉ☆
[0回]
さて~~~でわ本題へと入りましょうか☆
前回は
『P.U.キャビティ』や『エルボー・コンター』部分のザグりまでを紹介しましたので~
今回は、その先の作業までを紹介していきましょう☆因みにココからの作業内容は『6月中旬頃~7月上旬頃』までの作業です♪画像・左:さてイキナリ訳判りませんが…
鍋でお湯沸かしてますwww
ンで、やっぱり何故か
ボディ材がラップまみれになっておりますwww
画像・中央:…で、何故か板をその湯気で炙ってみたり…
画像・右:濡らして…アルミホイルで包んでドライヤーで暖めたり…
…ぶっちゃけ『本来の方法』ではないンですが…
今回の
【JGカスタム】では、これから先に造るであろう
『フレイムメイプル(もしくはキルトメイプル)のドロップ・トップ(エルボー・コンター部の曲げ貼り)』仕様ギターの為に、
ドロップ・トップの練習をしようと思っているのです☆
…で、取り敢えず手持ちの道具で出来ないだろうかと、色々試してみてる訳ですなw
結果的に、お湯の湯気で炙るよりも、一度メイプルのトップ材を濡らした後、アルミホイルで包みドライヤーで熱する方が、効率良くトップ材そのものを柔らかくする事が出来ましたね。
本来の方法はベンディング・アイロンを使ったり…バーナーやアイロンを用いて材を曲げていくみたいなンですけどね(私はアイロン持ってないので ^_^;)
画像・左:…でもって。
湿ったトップ材をドライヤーで温めたまま、ボディ材とセンター合わせをシッカリした後に、ガッチリとクランプ掛けて数日間放置です。あ~…ボディ材に巻いてあるラップは、ボディ材そのものまで湿らない様にする為だけですwww
画像・中央:…で、約1週間ほど放置してクランプ外してみると…
4mm厚のハードメイプル材が、ご覧の通り綺麗に曲がっておりました☆まぁ、コレでヤメても良いのでしょうが、この時点ですぐに接着行程に入れない
(イラスト作業の真っ只中だったので)状態だったンで、この後も数日ほど、またクランプ掛けて放置しました。
結果、2週間ほどはクランプ掛けっ放しにしてたでしょぉかねぇ~。画像・右:接着そのものの画像はないンですが…それは『画像・左』と絵面が同じでツマラないからですw
…で、おかげで巧い事
『曲げ貼り』が完了しました☆
ンまぁ、一箇所
『割れ』が出ちゃってるンですが、コレの理由も判ってるので、今回はこれで合格とします♪
それに、今回のJGはボディべた塗りにする予定なので、この『割れ』も表には出ないですしねwww
今回の
『ドロップ・トップ』は、あくまで
『これから先の為の練習』なのでw
画像・左:さて今度はネックです♪
今回の
【JGカスタム】では、現在同時進行中の
【TEJカスタム】よりも
『更に一歩踏み込んだ作業』を目指しての作業なので
(…とは言え、おかげでTEJ側にも同じ作業が飛び火してますがw)~~~☆
…で。
ネックの上に乗ってるのは、
エンドニッパー(所謂「喰い切り」と呼ばれるニッパーです)の刃部分を若干加工したモノです。
画像・中央:そして…
ぅおぉうりゃああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!!画像・右:はぃ☆全22本のフレットを抜き終わりました♪フレットってかなり頑固に打ち込まれてるンですよねぇ~…使ったエンドニッパーが小さめなのもあって、結構力を込めないとフレットが浮き上がってきませんでした。
初めての
「フレット抜き作業」の為、ちょっとした力加減が判らなくて、初めの数本分は指板が少し剥がれてしまいました。
あぁ~…剥がれたと言っても、フレットが打ち込まれてる溝部分の境目が、薄く小さく捲れたって感じですな。
捲れた部分に木工用瞬間接着剤をごく少量垂らし、元々いた部分に押し付けて固めてしまえば問題ありません。
その後には、指板の修正も施しますからね☆…で、その指板の修正ですが…今回の素材になった
『FERNANDES JG-55』のカタログスペック上では、指板ラジアスは
「350mm R」であると表記されてたンですが…
実際にラジアス・ゲージを当ててみると
「305mm R(12inch R)」でした…
をぃ?!なので…
本来のカタログ数値通りに…それに、私個人的にフラット寄りの指板が好きなので…
14inch R(350mm R)のラジアス・ブロックを使って
『指板の矯正』を行います☆
…まぁ、ネックに関しては色々と思うところがあるので、まだ矯正してないンですがねw
さてお次は、再びボディに戻ります。…ンで、こっから先は『イラスト依頼』を全て終えた後の話しなので…『7月中旬以降』ですね☆画像・左:さぁ~、シッカリとラミネートの完了したハードメイプルのトップ材を、
ボディの形状に合わせて綺麗に削ぎ落としていきましょう☆
使うのは、いつもの
『目地払いビット』と
『コロ付きビット』です
(因みに、この画像でトリマーに付いてるのが目地払いビットです)。
エルボー・コンター部以外は、ボディの表面から
『目地払いビット』で整形して行き…
エルボー・コンター部分は、ボディの裏面から
『コロ付きビット』で整形して行きます。
※エルボー・コンター部分を表面からやろうとすると、トリマー自体もコンター部の上に乗ってしまうので、トリマーが斜めになり上手く削れない上、大変危険なのでね※画像・中央:…で、うおぉぉぉぉいっ?!!!既に終っちゃってます(^_^;)
いやぁ~…例の如く
撮り忘れですwww
まぁ
『第2弾』で紹介した
「ボディの削り出し」の光景と大差ないので、良しとしましょぉw
画像・右:さて、ボディ・トップの整形も終ったので…
ハードメイプルのトップ材を貼り付ける為に残しておいた
『ウェスト・コンター』の整形でもやってしまいます☆
なんで残しておいたかと言うと…トップ材を貼り付ける際には、大量のクランプを使ってボディを挟み込みますからね☆その時に、ボディ裏側とかにコンターやらキャビティやらがあると、当然、裏面が真っ平らじゃなくなるンで…しっかりとクランプが掛けられない箇所が出来てしまい、綺麗に圧着出来なくなる可能性もありますから。…事実、コンターやキャビティの加工を初めにやってしまった【TEJカスタム】の方では、トップ材のラミネート時に、どぉやったらしっかりクランプ掛けられるかで悪戦苦闘しましたから(^_^;)やっぱ、実際に経験してみないと判らんモンですwww…で、ウェスト・コンターの予定線を、かなぁ~~~り大雑把にラフ描きしておりますw
画像・左:さぁ…エっライ疲れますが、やっちゃいましょう☆
【TEJカスタム】での
ウェスト・コンター加工と同様に、
鋸ヤスリの荒目側を用いてガシガシガシガシ削り倒して行きます。
この時点(画像・右側)で、2~3分ほど削ってたでしょうか…
画像・中央:…疲れました暑いです( ̄▽ ̄;)←ヘタレこの日の岩手は朝から
「真夏日」…この作業の時点では
34℃にも昇ってたそうですorz
もぉ…やってられませんw…つぅか、最初からコレ使えゃ~良かったンぢゃん?!!!…と言う事で機械力投入です☆
電動ドリルに木工用サンディング・ホイールを取り付け、豪快に削り落としていきます!
粗方削り落とした後は…部分的に抉ったりしない様に、出来るだけ
「平坦」にする事を意識して、微調整しながら更に削り込んでいきます。
画像・右:ドリルでの削りを終えた後は、再び
鋸ヤスリの中目側を使い、ドリルでの削りで出来た
「凸凹」を均していきます。
更にその後は…写真には写ってませんが、
スクレイパーを使って更に平面を出して行き、最終的に
紙ヤスリで表面を滑らかに処理していきます。
でもって今度は、フロントP.U.用のキャビティ部を削り落とします。画像・左:リアP.U.用のキャビティは、既に前回開け終わってますので、今度はフロントP.U.用です。
今回の
【JGカスタム】では、フロントP.U.をツインブレードタイプかスタックタイプの
「シングルサイズ・ハムバッカー」を載せるので…
【TEJカスタム】の際に作成しておいた
シングル・キャビティ用テンプレートを用いて、開けて行きます。
フロントP.U.の位置は、本来の搭載位置(ノーマル位置)よりも若干ブリッジ寄りに変更しています。
コレにも一応
「意図」があるのですが、その辺は追々…と言う事でw
画像・中央:はぃ、早速終ってますwwwまぁこの辺も、既に何回も紹介した絵面なので『省略』って事で( ̄▽ ̄;)画像・右:…で、こんな感じに終了しました☆
うん、段々ギターボディっぽくなってきたぞぉ~(*^o^*)/☆いやぁ~、やればやるだけ加工精度やスキルが上がって行くのは感じますねぇ~☆
…とは言え、この手のカスタム&クラフト作業もまだ2本目だし、「丸々1本」を造ってる訳ではないので、当然の事ながら
『まだまだ未熟』なレベルでしかないンですがw
ただ、パワーツールの扱いには、次第に慣れてきてるので、一つの作業に掛る時間はかなり短縮されてきてます。
まぁ、気温や何かの関係で予期しないトラブルにブチ当たる事も多々ありますが、一先ずはリカバー出来るレベルなので、大事には至ってませんしね☆
…と言った処で、今回はこの辺にしておきましょうか☆
でわでわ、本日はこの辺で♪PR