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ようこそ☆ コチラはしがない趣味人『えぼるぶ』の日記・雑記ブログです( ̄▽ ̄;)
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『電気関係』全くど素人なえぼるぶですどぉもwww

…つぅか、子供の頃から電気配線やらが苦手で、大人になった今でも…自動車整備関連の仕事に就いてからも『電気音痴』で通ってきた私ですwww

私は、どぉやらソフト関連にはめっぽう弱いみたいです(^_^;)
ハード関連…様々な機械部品が組み合わさって出来上がった…所謂『メカ』的なモノであれば、その構造や動作原理を理解する事で、手元にその『メカ』が無くても大体は判るのですが…
電気関係みたいに、それぞれの『動き』が目に見えないモノはどぉにも理解が遅くなってしまうのですorz

※どのパーツと、どのパーツが噛み合わさり、コレが動く事でアレをこぉ動かして、全体がこんな動きをする…みたいなのは得意なンですけどねwww※


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ま…さすがに。
見様見真似で『P.U.シールドの交換』をし始めてから6個目の交換ともなれば、理屈や行程も理解しますがwww

…と言う事で。
今回は、当ブログのお客さんにお譲りするP.U.を、ご当人の希望により『単芯シールド⇒4芯シールド化』をする事に相成りました☆


でわでわ本題へ入りましょぉ♪




さて今回の『生贄』…ではなく『素材』は☆

今年の5月頃に【ジャンクギター・再生】を目的として、1000円ほどで入手した『FERNANDES JG-55』に搭載されていた「Grover Jackson」ロゴの入ったハムP.U.(抵抗値:約18kΩ)です。


この『JG』に関しては、現在連載中(?)の【JGカスタム】の方で紹介してるので、思いっ切り端折りますがwww

その【JGカスタム】の記事内に於いてお知り合いになった「お客さん」も、上の写真とほぼ全く同じ『JG』をジャンク再生&カスタム中との事で、私が使わない『JGのノーマルパーツ』をご所望だと言う事でした。
事の始まりは「ノーマルのブリッジ廻りが欲しい」と言うモノでしたが、その絡みから、この「Grover Jackson」ロゴのハムP.U.もお譲りする事になった訳ですな☆



でわ、作業へ参りましょう☆



画像:4芯化を敢行する「Grover Jackson」ロゴP.U.と…4芯化に使う「BELDEN 9534 4-conductor Wire」です。
こぉして見てみると、めっちゃめちゃ太さ違いますねぇ~w…スピーカーとかに使う様なケーブルじゃねぇのか?と思える程に(^_^;)

実は今までの「2芯化」や「4芯化」に使ってきた『SCUD』製や『MONTREUX』製の4芯ケーブルは、内部の被覆線が結構細く、ハンダ付けの為の芯線剥きの時にイライラしてたのですw
更に細い事が災いし…【えぼるぶ】のハンダ付け技術では、線を固定するのに難儀しておったのですよ(爆)

そこで今回は…
通常のギター内部配線用の「BELDEN 8502(20AWG)」「BELDEN 8503(22AWG)」よりも若干細い配線を『芯線』としていた、この「BELDEN 9534(内部被覆線:24AWG)を試してみようと思った訳です。
「BELDEN 8502 & 8503」は、私のギターのほぼ全ての内部配線に使ってますが…
被覆が若干硬めな事もあり、クセを付けてあげれば、ハンダ付けの際にそのままの形を保ってくれますし、ハンダ作業後の配線の取り回し時にも纏め易いのでお気に入りです♪
(音質云々は正直、あまり変わったと言う風には感じないですかねwポットそのものやハンダを付け替えた時の方が、ハッキリ音が変わりますw)

一般的な「安価な4芯ハムP.U.」に使われているシールド線(直径約3mm前後)より、かなり太くなる(直径約5mm前後)ので付くかどぉかは不安だったのですがね(^_^;)

あ…因みに。
結構、上の様な画像を見て「このP.U.の線は2芯だろ?」とか仰る方が多いようですが…
本来、シールド線(アースに繋がる網線=外部のノイズ源に対し被覆線をシールドする)「芯線」として数えないのだそうです。
(被覆線の外側を「覆ってる」訳だから、「芯」じゃないしwww)
…なので。
単芯シールドは「1本の芯線と1本のシールド線が入ったモノ」で、4芯シールドは「4本の芯線と1本のシールド線が入ったモノ」って事ですな♪
…で、そのまま2芯とか3芯にも当て嵌まる訳です☆
ま、要は「被覆線」の数が、そのケーブルの「芯数」になるって事でしょぉwww






画像・左:ハムP.U.の特徴と言える「2つのボビン」の上を纏めて巻いてある布テープを剥がし、シールド線に繋がっている「ボビンからの配線」を引っ張り出します。
この画像で見ると、Frボビン(真っ黒の方)Rrボビン(ロゴ入りの方)も左側から白い配線が出て、右側から黒い配線が出てますね。
単純に考えると「白線=ホット(+)黒線=コールド(-)」となりそうですが、実際にはそうではありません。
…と言うか、P.U.自体には元々「+」も「-」もありませんのでねwww
この先の作業時点で判明した事ですが、このP.U.の場合は「白線=巻き終わり/黒線=巻き始め」でした。

画像・中央:単芯のP.U.を4芯化するにあたって、滅茶苦茶な色を当て嵌めたら、後々大変になるだろうと言う処から、「Seymour Duncan」の4芯構成に合わせてしまいます。

画像・右:殴り書きなので汚いですが(^_^;)
「Seymour Duncan」の4芯構成に合わせる為には、まず、このP.U.の構成を知る必要がありますからね。
…で、こんなモンを描いた訳です。

どぉやら、このP.U.の元々の配線では「FENDER系」のP.U.に合わせている様で、位相が「左」となっていました。
そぉなると、「GIBSON系」に準じて作られてる「Seymour Duncan」を初めとしたハムP.U.の位相…「右」とは逆になりますね。
このままの状態でダンカンやディマジオのP.U.と組み合わせたりすると、「フェイズ・アウト」になってしまうので、まず、位相の逆転を考えます。(勿論、テスターも使って確認してますよw)

そぉする事で、どれをHOT or COLDにすれば良いのか判りますし、前後のボビンそれぞれをどの色の配線にすれば良いのかも判りますからね♪


もぉちょっと綺麗に…判り易く描けば、こぉですかねwww


上記画像の様に『位相:右&4芯化』したP.U.を、再び『位相:左』へ戻す事も可能です☆
まぁ…こぉして『4芯化』してしまえば、位相を右にするも左にするも、要は4本の芯線の繋ぎ変えだけで可能ですからね♪
そぉですw
4本ある芯線の「ホット」「コールド」を入れ替えて考えれば良いだけです☆
まぁ、それによって「タップ」を使った時に生きるボビンもひっくり返っちゃったりするので、それを合わせるにはテスター片手にアレコレやる必要ありますがね(^_^;)



因みに「位相」の確認の仕方は…
市販のギターメンテナンス系の書籍になら、大体載ってたりするのですが…テスター必須です。
勿論、万単位する様な「高価&高精度」な業務用テスターなど要りません(^_^;)
普通に、その辺のホームセンターとかで売っている「1000~3000円」程度のモノで構いませんよ☆

テスターには「アナログ」と「デジタル」がありますが、位相を見る上では「アナログ」が最適です。
「デジタル」でも出来なくはないらしいのですが、「アナログ」の場合は『針の動き』で見れますので判り易いです☆


…で、見方は(^_^;)

今回の「Grover Jackson」のノーマル配線を元に説明しますと…
単芯シールドの「白い被覆線」をテスターの赤リード線(+)に繋ぎ、「シールド線(網線)」をテスターの黒リード線(-)に繋ぎます。

その後、大体はテスターの中央部分に存在する「レンジ切替」『×1k(Ω)』に合わせます。
(画像は以前にシールド交換をしたP.U.ですが、同じく単芯であり、配線色も同じです)



…この時点で、このP.U.の「抵抗値」が判りますね。
抵抗値の表示は、この画像では一番上の目盛り(緑色)なので、約18.5kΩ(アナログなので、多少の誤差はあります)ってなトコでしょぉか。

で、この状態にしておき…
鉄製(磁石にくっ付くモノ)のドライバーなどを、P.U.のポールピースにくっつけます。
くっつけた瞬間にテスターの針が左右ドチラかに若干振れますが、この時は気にしなくて良いです。
そして今度は、P.U.にくっ付けたドライバーを『勢い良く』離します。
そぉするとやはり「針」左右ドチラかに振れます(くっ付けた時と逆に振れます)ので、その振れた方向が『位相』となります。
『左』に振れれば「FENDER系(シングルに多い)」、『右』に振れれば「GIBSON系(ハムに多い)」…となります。

コレを使えば、P.U.交換の際に「逆位相」にしてしまう事もありませんし、今回の様に4芯化などをする時に位相を揃えたり、逆転させたりする時に役立ちます☆



さて…かなり脱線してるので、作業に戻ります(^_^;)



画像・左:元々繋いであったFrボビンRrボビンの白色線や、ベースプレートにハンダ付けされていたFrボビンの黒色線、それと、単芯シールドの出力線(ホット・白)に繋がれていたRrボビンの黒色線を外し…
付け替える4芯シールドを、P.U.のそれぞれの位置まで引き回しました。

画像・中央:…でw
「Seymour Duncan」の配線色に合わせて、それぞれを繋ぎ合せます。
画像では見辛いですが、Rrボビンの黒色線はシールドの緑色線に繋いであり…
4芯シールドのシールド線(網線)は、そのままベースプレートにハンダ付けしてあります。

画像・右:あんま絵面が変わらなくてスイマセンが(^_^;)
FrボビンRrボビン、それと繋いだ配線を纏めて紙テープでグルグル巻き上げます☆
コレにて完了ですなwww

…勿論、配線作業する際に、その都度シツコイくらいにテスターを当てて確認はしますよ♪
あ…後、配線同士をハンダ付けした後は、その部分の熱収縮チューブ等での絶縁をお忘れなくw


…と言った処で終わりですが…

最後に、この「Grover Jackson」P.U.をお譲りするお客さんへの『配線例』を載せておきます。
「1ハム&1ボリューム仕様・タップあり」との事なので…

…こんな感じでどぉでしょ?(*^m^*)



画像・左:はぃ、マズは純粋な『1ハム&1Vol.・コイルタップ仕様』です☆
何やら聞くところによると、尊敬するギタリストさんの仕様には「Direct S/W」も付いているそうなので、私自身の「COBRAN F-G2」同様にダイレクトS/Wも盛り込んでみました☆

画像・中央:コチラは、もぉちょっと踏み込んで…ちょいと複雑になった回路図ですw
…別に複雑じゃないですね(^_^;)
ダイレクトS/W以降の部分は「タップ仕様」と同一なのですが…
コチラは「1つのハムバッカーP.U.」「2つのシングルコイルP.U.」と見なして、『シリーズ(直列:通常のハム状態)/タップ(コイルスプリット)/パラレル(読んで字の如く並列)3種類の音を出せる様にしてみました。
ハムP.U.のパラレル接続というのは、「シングルコイル同士のミックス」とほぼ同じ(P.U.間が開いていないので厳密には違いますが)で、所謂『ハーフトーン』みたいな(みたいな…ですよw)モノです☆

画像・右:…で♪
最後の画像は、「コイルタップ仕様」「3モード・サウンド仕様」も共通の内容で、「ダイレクトS/Wの取り外し」「トーン・コントロールの追加」を行う場合の回路図例です。

『このくらい判るわwww』と言うのだったらゴメンなさい(^_^;)




…と言った感じで、本日はこの辺でぇ~☆
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