やぁ~…どもどもどもどもwww『
その気』になると連続で更新してしまうっつぅ~「
この上なく気分屋」な
【えぼるぶ】ですども☆
さすがにイイ加減少しは更新しなくちゃならンだろぉと、ずいぶん前から気にはしてた
【TEJカスタム】のその後ですwww
…にしても。
前回の更新が1年以上も前…既に誰も覚えてはいないだろう…つぅか、存在自体忘れ去られてしまっているでしょぉが(^_^;)
作業開始から数えると丸2年を超えてる割には、途中から
【JGカスタム】を始めてみたり、骨折って入院してみたりして、未だに終わってないっつぅ…(^_^;)
でもま、たまぁ~にはTwitter上で作業の内容を呟いていたりはしてたンですけどねwでわでわ。
毎度の如くの余計な前振りはこの辺にして、本題の
【TEJカスタム】…イイ加減行きまする☆
[1回]
前回の更新では
『バインディングのハビキ作業』や
『ボディ・トップの染色』までを紹介しました~
が…1年以上前の事だから、もぉどぉでも良いっすなwww本来、あのまま作業を続けていたら、今頃はとっくに完成してるンですがねぇ~w…といつまでも、出来なかった事を振り返っててもしゃぁ~ないンで、更新が止まった辺りから
陰でウダウダやってた作業も踏まえて紹介していきます☆
さ、このTEJの作業が停滞してしまった、最大の
『後戻り』からイキましょぉか(^_^;)
本来なら、1年前の更新…
『ボディ・トップ染色』の後に、ボディ・トップにクリアピンクを乗せ、サイド&バックを塗り、トップコートのクリアを吹いていくトコだったンですが…
以前の更新の最後にちょろっと書いたと思いますが…
ボディ・トップに乗せたクリアピンクの色合いが気に入らず、ピンク層のみを剥がしてみると、トップのダメージが予想以上だったので…
『キルトトップ突板材の張替え』から、『バインディングの巻き直し』⇒『ボディ・トップの再・染色』となっておりましたwwwとは言え『やり直し作業』故に、最初の制作作業と全く同じ事を繰り返してますから、絵面的に何の目新しさも無く…
挙句に作業してる私自身、面白くもないので写真自体を撮っていませんww
なので…『後戻り&やり直し』中の画像はありませんので、ご了承を(^_^;)
いやぁ~、しっかりした装備も持たずに始めたメイキングですが、
ギター造りど素人の腕も合わさり、色々と
失敗&後戻りを繰り返してますなwww
ま、コレも
『勉強』です☆
おかげで、実際にやってみなきゃ絶対に判らない
『知識』やら
『技術』、更には失敗を回避する為の
『知恵』や、やっちまった後の
『補修技術』などなど…
人から聞いたりしただけでは身に付かない様々な経験を得ましたですよ☆(負け惜しみじゃないよwww)やっぱ
『実際にやらなきゃ判ンねぇわ』…
『実際にやってみてナンボ』ですなwww
…で、コチラの画像が
『ボディ・トップの染色&色抑えのクリア吹き』を終えた後の…
~~~ Before ⇒ After ~~~
ですwww
左画像が
『やり直し前の色抑え後』で、右画像が
『やり直し後の色抑え後』ですが…
ん~…やっぱ、キルト突板の杢目は「やり直し前」のモノの方が、数段綺麗でしたねぇ~…
「やり直し後」のモノは、「やり直し前」のモノと同じ様な
『白っぽい部分とピンクっぽい部分のコントラスト』が上手く出ず…しかも、コントラストを出すと白っぽい部分が綺麗に出てこなかったので、最終的には
「全体が赤っぽいカラー」になってしまいました。
この右画像は光の辺り加減の関係か、まだコントラストが出てますが、実際には全体的にもっと赤く、コントラストは弱いです。
まぁ、
「ギターとしての機能に影響を与える部分」ではないですし…
ど素人初のギター制作
(厳密にはベース個体があるので「大改造」ですがw)であり、スタディ・モデルでもあるっつぅ~事で、この辺を次回作に活かす事を含めて、このまま完成させてイキますw
…で、ココからが更新が滞っていた間の作業になります。画像・左:これまでボディ・サイド&バックを覆っていたマスキングを外し、今度は、バインディング&ボディ・トップをマスキングした後に、サイド&バックの塗装工程に入っていきます。
この辺りはまだ
「エア・コンプレッサー」を入手していなかったので、塗装工程の全てが
市販のスプレー塗料で行われています。
故に、この行為は余り意味がないかもしれませんが…この後に吹く予定の
「ディープ・レッド」の発色を抑えて、少し
『暗いイメージ』にする為に、黒で下塗りをしています。
その
「捨て吹きが終わった」の画像ですね、コレは。…この後に3回程、薄ぅ~く塗り重ねてあります。
…あ、画像はないですが…
この前にはサンディング・シーラーを数回塗り、表面をヤスリ掛けして整えております☆画像・中央:…で、コレが本チャンの
「ディープ・レッド」の塗り工程ですな。
本来はボディを吊るして塗装するのですが、片面のみの塗装の為、横着して壁に立て掛けたりしながら塗り重ねていますw
ンで、さすがにこんな
「真っ赤」な
塗料を使うので、壁や床面は
新聞紙や養生シート(ビニールシートにマスキングテープの付いた…車などのボディ塗装時に使うモノです)でキッチリ目張りしてから行います。
…そこらじゅう「真っ赤」になりますからねw因みに、マスク
(防毒マスク等)などをしないままで、この工程を行うと、
鼻の中まで真っ赤っ赤になりますからねぇ~?www
画像・右:まぁコレは、どぉでも良い様な写真ですが…w
ある程度乾いたので、部屋の中に持ち込み、乾燥させるために
『このまま数日間放置』の画像ですw
確かコレで、
都合5~6回塗り重ねた状態ですかね?
とは言え1回あたりが、かなり薄いので、ちょっと気を抜いてペーパー掛けたりすると、すぐに下地の黒が出てきちゃいますwww
さてボディはこの後、乾燥させてから、トップ・コートのクリアを吹く前に全体をサンディングしますので、暫し放置ですね。…なので、別な作業に移ります☆
さて、本来コッチの
【TEJカスタム】の方では、基本的には
ネックは改造らずに、ヘッド部分の塗装だけを行う予定だったのですが…
並行している
【JGカスタム】で、かなり大掛かりなネック改造りを行っている為に、その勢いが飛び火してしまいましたwww
何故そんな事になったか?…と言うと。
この下のデジタル・ノギスを当てている画像を見て頂くと判りますが、この
【TEJカスタム】に使用している
『FGZ-650S』のネック…フレット端がかなり斜めに削り落とされているのです。
…もぉ、
「45度」とかのレベルじゃないですよね?コレw
しかも、以前のオーナーがDIYでフレット端の処理でもしたのか、各フレットでの角度がバラバラな上に、ヤスリを掛けた跡がガッツリ付いてるンですよwww私の演奏は、運指が
「バタバタ系」な上に、ビブラートもかなり大きく弦を揺らすタイプなので、ここまでフレットの端が落とされていると、確実に
『弦落ち』させてしまうのです。
…つぅ事で、フレットも打ち替えますwww
それに伴って、
指板の修正やら、
握りの変更も行いますwww
画像・左:ネック・ジョイント部…所謂、ネック側のヒール部分ですね?
ココの形状を、ヒールレス加工を施したボディ側の形状に合わせてやろう…と言う画像です。
その為の
カット・ライン(実際には切るンじゃなく削るンですがw)を、ネック・エンドに直接書き込んでいます。
…お?私の左膝の向こうに見えるのは
【JGカスタム】用のピックガードの型紙ですなw
こんな感じで、並行作業してるンです( ̄▽ ̄;)
画像・中央&右:ヒールを成形する際に、全体的なグリップの厚さも、若干薄くする為に指板面からグリップ頂点までの厚さを測っているトコですね。
中央の画像では
「6F位置:21,1mm」、右の画像では
「12F位置:21,9mm」…画像では載せてませんが、この時の
1F位置では20,5mmでした。
画像・左:小刀や
カミソリ、はたまた
カッターなどを総動員して、チマチマ細々と荒成形してます☆
ある程度の形になってきたら、
カミソリ刃をスクレーパー代りにして、表面の大きなデコボコを均していきます。
その後は例によって、紙ヤスリでの微妙な成形ですね☆
画像・中央:鋸ヤスリを使って、ネック裏:グリップ部の中心線を一先ず削り、厚さを決めていきます。
画像・右:1F位置で、この時点で厚さ19,6mm強ですね。この後、もぉ少し削り込み…
1F位置で19,5mm、
6F位置で20,2mm、
12F位置で21,0mmまで行きました。
ノーマルの状態から、
全体的に約1,5mmずつ薄くした…って感じですかね☆
あ…勿論、トラスロッドが透けて見えるとかの所までは削り込んでいませんwこの厚さでも、かなりギリギリになっている可能性はありますが、透けるまで削ってしまったら、それは完全に
【アウト】ですからね(^_^;)
これは…成形が終了し、#240のペーパーまで掛けた後…ですな。
グリップ面にマスキング・テープを巻いて、全体的な曲率を確認している時の画像です。ンまぁ…写真にしてみると、イマイチはっきり判らない感じですが…(^_^;)…実は、1F側…
ローポジション側は、グリップの頂点を微妙に6弦側にずらしてあります。
…で、12F位置に移動するに従い、頂点をほぼ中央に戻していき、グリップの曲率も徐々に
「潰れたカマボコ型」へと成形しています。
まぁ、コレがどれだけプレイアビリティに影響を及ぼすか判りませんが、市販品では、ほとんどこの手のグリップ形状がない
(万人向けの工業製品ですから当然ですけどね)ですから…
せっかく自分で作るなら、色々試してみたいなぁ~とwww
画像・左:フレットを抜き終わり、溝の淵に粘度の低い
「しゃばしゃば」した
瞬間接着剤を塗り、ササクレを抑えているところですね。
フレット抜き作業等は
【JGカスタム】の方でガッツリ画像を載せてますので、コッチではアッサリいきますw
画像・中央:…で、瞬間接着剤も乾き…指板面の修正と直線出しをしているところですね。
コレがまた
重労働なンすよねw
ちょっと削ってはスケールで直線を確認して、また削っては確認して…の作業を何十回も繰り返すと言う不毛な作業ですからwwwでも、コレを適当にやっちまうと、フレットを打った後で
「擦り合わせ」を行っても、大元のネック&指板が真っ直ぐじゃなけりゃ意味ないっすからねwww
(要は…どんなに立派な家を建てても、土台がふにゃふにゃじゃすぐ倒壊する…ようなモンっすw…ん?余計に判らん?www)画像・右:この画像は
【JGカスタム】には無かったすねw
指板の直線出しを終えて、指板のラジアスを整えた後は、フレット溝に削りカスが詰まってますンで、それを取り除いているトコっすね。
【JGカスタム】の方では、
デザインナイプの刃をひっくり返して使いましたが、コッチでは
「薄刃のクラフト鋸」を使い、フレット溝の深さ合わせとカス取りを同時に行っています。
さて、数日間乾燥させていたボディ・バックの塗装も落ち着いたので…トップ・コートを吹くのに備えて、トップ&サイド&バック全ての表面を均していきます。
画像・左:さぁ~、ガシガシ行きましょう!…と言っても、力任せにヤスリ掛けする訳ではありませんw
通常の
「ヤスリ掛け」とは違い、
表面を軽く撫でていく…と言うのを延々と繰り返していく訳です。
…なので、やってる割には全然削れないし終わらない…と言う、激しく
『根気』のいる作業ですw
この辺を疎かにしてしまうと、市販品の様な
「ビカビカした仕上がり」には到底ならないので、
諦めて腹ぁ括りましょぉwww…で、ココで使ってるのは…
車のFRPバンパーを補修する時に用意していた…恐らくコルク素材で出来た
「サンディング・ブロック」と、
#400の中目の紙ヤスリですな。
画像・中央:コレは…ウェスト・コンター部のサンディング途中の画像ですね。
光の当たってる所では、塗装面に細かいデコボコがあるのが判りますね?コレが所謂
「ゆず肌」状態ですね。
塗料が垂れない様にスプレー等を離した状態で、薄く何度も吹いて行くと、乾燥した時にこの様な表面状態になります。
…で、この
「ゆず肌」を完全に無くしていく訳です。
画像・右:カッタウェイなどの入り組んだ場所では、
サンディング・ブロックの様な平面上のモノでは綺麗に磨けませんので、こんなモノにヤスリを貼り付けで磨いていきます。
コレは…レシートとかに使われる使う
「感熱紙」の芯ですなw
ウチの職場の機械の、使い切った感熱紙の芯をいくつも持ち帰り、それを使っています。
その他には、
養生シートの芯とか
サランラップの芯とか…その手のモノを、磨く場所の曲率に合わせて使っています。
画像・左:ボディ・バックの平面部分のサンディングが終わったところですね。
こんな感じに
「ゆず肌」を完全にとって、全体的にマット
(艶消し)状態になればOKです☆
画像・中央:ウェスト・コンター上辺り…丁度、右肘が乗る辺りのボディ・サイドの画像ですが…
バインディングのある所とない所の境目辺りを見てみて下さい。
丁度、境目の辺りだけ色が濃くなっていますよね?平面状の
サンディング・ブロックで磨いた際に、この境目部分だけが磨かれていない為ですが…コレは、ココに
「段差」があるからです。
バインディング面には赤の塗料と、その下地になった黒の塗料が塗られていませんので、当然、その塗料分の「厚さの違い」が出来る訳ですね。
つまり、バインディング側の方が、コンマ数mm低い訳です。…で、この段差も消しておかないと、最終的な仕上がりに差が出てきますので、下地を出さないように細心の注意を払いながら、
極力段差を消していきます。
画像・右:はぃ!トップ&サイド&バック…全ての表面均しが終了しました☆
因みに、この表面均しのサンディングは、
余裕で6時間以上掛かってますねwww
…ンでもって…
この後は、
トップ・コートのクリア吹きを行っていくンですが…
約1時間置きに3~4回ほど薄く塗り重ねていき、3日ほど乾燥させ…
再び、この
「表面均しのサンディング」を行い、またトップ・コートを1時間置きに~…
を、5~6回ほど繰り返していきます。
…いやぁ~…手間掛かるわwwwコレがウレタン塗料なら、ここまでの手間と時間は必要ない筈ですが…
この時はウレタンを吹ける環境がなく、仕方なく市販のラッカー・スプレーで塗り始めてしまった為に、ボディに関しては全てをラッカーで塗り切らなくてはならないですからね。
まぁ、本当は、トップ・コートだけは、耐久性のあるウレタンでやりたかったンですが…
ラッカーの上にウレタンを塗ると、
ウレタンの溶剤によってラッカーの塗膜が軟化し、それにも関わらずウレタンが硬化してしまうので、塗膜が
「ぶにぶに」した感じになってしまうンですよね。
ウレタンは科学変化で硬化するので、外気に触れている必要はないですが、ラッカーは外気に触れる事で完全に硬化していきますから、軟化したラッカーの外側でウレタンが硬化したら、その後、ラッカーが乾燥できなくなってしまいますからね。
…一度、「やっちまってます」から私www
…で、ココまでが凡そ2週間前後前までの作業です。そんでもって、この先は
「昨日・今日」の作業ですな☆
いやぁ~、実作業にメイキングが追い付いちゃったぞ?…頑張れ俺!はぃ☆画像・左:はぃ。約1か月くらい掛けて塗り重ねてきたトップ・コートのクリアも、今回が最後になるので、再びボディ全体のサンディングを~…で、終えた画像ですw
こんな風にボディのサンディングとか、無心でひたすら続ける作業の時は、大体
『けいおん!』をBGVとして掛けてたりします(^_^;)
いやぁ~…とぉの昔に放送終了し、世間では既に冷め捲っているだろう作品ですが、私は未だに大好きです☆あの「ゆるゆる」な感じが、学生時代の自分の音楽活動にダブるンですよねぇ~☆画像・中央:…で。
最終のトップ・コート吹きの前に、ちょっと変な気を起こして、擦っても消えないように、クリア吹きの前にネック・ポケットに油性ペンで、こんな
落書きしてみましたwww
完成すればネックで隠れるし、取り敢えず
『記念』っつぅ~事で☆
はぃ~、日付は思いっ切り
『今日の日付』ですw
(アップする頃には日付変わっちゃいますがwww…だって今は既に23時過ぎw)
画像・右:さ、最終のトップ・コート吹きが終了しました!
ご覧の通り、私の塗装ブースは
『風呂場』ですwww
塗装前は丸一日、換気扇全開で浴室内を乾燥させ…塗装後は1~2時間ほど、塗料が乾くまで使えません(^_^;)
ま、それも今日で終わりっすな☆
トップ・コート吹きが全て終了したので、この後は、塗料のシンナー成分が完全に抜け切るであろう
1~2か月後まで、ボディは放置です。
その後はまた、ボディ全体の
「ゆず肌落とし」を行い、番手を上げながらのサンディング、そして最後の
『バフ掛け』へと続きます。
…まだ終わらんなぁ~~~wwwま、それまでの間に、
ネックの処理&塗装をして、
フレット打ち&ナット制作も終わらせておきましょう☆
おっと…少し上で触れていた
「バインディングの境目の段差」は、もぉ完全になくなりましたよ☆
↓↓↓こんな感じです↓↓↓
9月頃までには、完全に完成させられたら良いなぁ~~~(^~^)でわまた!PR