今日、久し振りに田舎の…正確には、本当の「田舎」じゃないけど…
被災地の気仙沼の友人から電話があった。
その友人も、行方不明者の捜索をする際に、瓦礫で足を傷付け、
つい先日まで破傷風で入院していたらしい。
その後も、更に行方不明者や亡くなった方々の捜索を続けていた
みたいだけど…
更に5人程、命を落とした共通の知り合いを見付けた…
…そぉ連絡があった。
彼ら、彼女らのご冥福を祈ります。
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俺自身、その場に居ないので何かをする事も、助けの手を差し伸
べる事も出来ないでいるけど…
被災地は今も尚、「復旧」と言う言葉を当て嵌めるには程遠い状況。
TVや報道では、多少なりとも復旧の様子が流されていたりするけど
被災市民の生活は一向に改善されていない…
今年の夏は、田舎に帰る程の長期休暇を取れない事から、田舎の
両親に会う事もおろか、友人達の居る被災地に赴く事も出来ない。
それでも出来れば、被災地の惨状をこの目で見て、自分の中に
焼き付けておかないとならないとは思う。
友人もそれを望んでるし、こぉも言ってた。
「この地を知っているお前にも、今の状況を見ておいて欲しい。
電話が復旧してから、一番最初に安否確認の電話をくれたお前なら
被災地の皆の苦労も判ってくれると思う。
それに、気仙沼を出て行ってる他の連中もそうだったが、この現状を
見るだけでも、何かが吹っ切れるらしいからな。」
…要は、周囲を見る目も変わるって事なんだろうと思う。
だからこそ、俺も一度行って来なくちゃならないな。
4か月経ったごく最近、その友人もやっとネット環境を復旧出来た
らしい。
被災地そのものの中でも、内地に住居があり、住居周辺の被害が
いくらか軽微な場所でさえ…ね。
Web上では、既に震災は「過去のモノ」として扱ってる報道もある。
そんなのを見て、被災地の人達がどぉ思うだろう。
ここで私が何を言った処で、何も変わらないだろうけど。
ただ被災地の惨状を忘れずに、個人としてでも何かの役に立てる
よう、考えて行きたいと思う。
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